フランチャコルタの地域
イゼーオ湖のほとりを見下ろし、ブレシア、ベルガモ、ミラノに近いフラン
チャコルタ地区は、ロンバルディア州の中心部に位置しています。
丘陵地を背景に、ラエティア・アルプスを見下ろすロンバルディア地方。
ここには、田舎の生活をそのまま再現した光景;自然の大舞台で繰り広
げられるのんびりとしたペースと季節があります。フランチャコルタはブ
レシア(そのローマ時代の素晴らしい遺跡は、それ自体に発見する価値
があります)に近く、アクセスが良く、移動も簡単です。フランチャコルタと
いえば、昔の時代に植えられたブドウの木の代名詞です。先史時代の
ブドウの種の発見や、プリニウス、コルメラ、ヴィルジルなどの古典作家
の様々な証言も紹介されているように、フランチャコルタ地区全域での
考古学的な発見がそれを証明しています。名前の由来は、多くの未確
認の噂を呼んでいます。伝説によると、シャルルマーニュはロンバルドと
の戦いのためにフランチャコルタに来て、故郷に似た風景に魅了された
ため、彼はこの地域を「ピッコラ・フランシア(小フランス)」と呼んでいたと
言われています。
最も立証されている説は、フランチャコルタは、教会に属するブドウ畑の
栽培を任務としていたため、税金や関税が免除された自由区(「フラン
カ」)であったというものです。聖職者が地域社会の中で大変な仕事をし
ていたため、フランスの裁判所により税金が免除されていました。このこ
ろから、この地域は「フランチャコルタ」という愛称で呼ばれるようになり
ました。